第二種電気工事士と第一種電気工事士の差は?
電気工事と聞くとピンときませんが、私たちの生活は電気なくして成立しません。
家に明かりがつくのも、TVが見れるのも、これだけオール電化が進んでいる中で電気工事は重要なポジションです。
▼電気工事士とは
電気工事士は国家試験です。
試験は年に2回(6月頃・10月頃)
試験内容→筆記試験・技能試験
受験資格→特になし
合格率はR1では、65.9%(第一種) 65.3%(第二種)
筆記試験と技能試験には1ヶ月間あるので、試験勉強しやすい国家試験と言えます。
また、受験資格がないので、大人になってからでも取得可能です。
電気系の高校に行ってなくても、電気系の会社の募集は資格なしでもOKというキャッチをよく見かけます。
それは入社してからでも、取れるよって事です。
大人になってかもチャンスがあるのは魅力的ですよね。
上にも書きましたが電気工事士は2種類あります。
第一種と第二種の違いについてまとめました。
▼第二種電気工事士
(仕事内容) 小規模なお店や家などの電気工事
(受験条件) なし
電気系の高校や専門学校に行って学んでいる人はこちらを受験します。
試験の難度は第一種より、優しいので自信のない人はこちらから受験してもいいですね。
▼第一種電気工事士
(仕事内容) 工場やビルといった大規模の建物の電気工事や最大電力500KW未満の自家用電気工作物の電気工事
(受験条件) 実務経験5年以上
大半が働きながら受験します。
合格率は当初は差がありましたが、最近ではあまりありません。
二つ同時に受験することも可能です。
未経験で電気関係の会社に入社した人は一緒に受ける人が多いです。
▼第二種と第一種の差は?
もちろん難度の高い一種の方がメリットがあります。
就職に有利
求人の数は二種の方が圧倒的に多いのですが、もちろん一種の方が就職に有利です。
検索に一種の言葉がなくても、詳細を見ると「二種以上」と書かれていることは少なくありません。
給料もアップ
一種の方が5万程度高いです。
一種を持っていることで実務経験は5年以上だし、できる仕事の範囲も広いのであたりまえですよね。
電気工事士で生計を立てるなら一種を目指しましょう。